用務員ぢょんたが日々勝手なことを書き綴っています。

2010年03月12日

散骨 道徳

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島根県に「散骨の島」があるのをご存知だろうか。大山隠岐国立公園内にあるカズラ島は、申し込みをしたのち亡き人の遺灰を撒くことができる島なのだそうだ。自然散骨 カズラ島

このカズラ島は無人島で、約10アールというから、小さめの公園くらいの大きさだ。10年前東京の葬祭業者が島ごと買い取り、この事業を始めたのだが、人知れず人気があり、現在も生前予約が40件ほど、問い合わせは350件を超えるのだそうだ。

きっかけは葬儀屋の社員旅行の際の「死後も、こんな美しい島でずっと眠れたら……」という社員のつぶやきだったそうだ。たしかに自分が死んだあと遺骨をどう供養されようが興味はないし、命日には欠かさずお墓参りに来てほしいともまったく思わない。だいたい歌の文句じゃないけれど、死んだ人がそこにいるわけでもないのだから。ただ願わくば海の見える美しい丘にでもパラッと撒いておいてくれるのであれば、それはそれでなんとなく安らぐような気がする。

生きている人は、死んだ人の事をずっと憶えているべきだけれど、死んだ人は自分が死んだことはとっとと忘れるべきなのだ(てゆうかいないし)。きっと「供養」というのは残された人たちが自分の心を整理するために、自らに手を合わせているのだと思うから。
posted by ぢょんた at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 道徳(こころ)
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