用務員ぢょんたが日々勝手なことを書き綴っています。

2010年11月14日

クライシス 映画

2006製作/アメリカ/★★★★★★6点
51jeUT9XVPL.jpg

ロスアンゼルス上空で細菌兵器が爆発! 街は大混乱になり、外出禁止令が出される。窓に目張りをして、出かけてしまった妻を待つ男。電話は通じない。心配でたまらない。やがて奥さんは命からがら家に戻ってくるのだが・・・ほとんどのシーンを一軒の家で撮影した低予算のB級パニック。(ポスターのようなシーンはありません)

アルバトロスの香りがプンプンしますがどうでしょう。パニックものにもかかわらす特殊撮影はまったく出てきません。ただ雪のような灰が降り積もるだけです。この映画ではラジオが重要な役割を担っています。絵ではなく大惨事を音で伝えているのです。それとやたらブラックアウトするのは監督の趣味でしょうか。

そして肝は「選択」という部分にあるのだと思いました。男は、死のウイルスを浴びて帰ってきた奥さんを家に入れません。窓越しに会話する二人。やがて、たまたまその家に逃げ込んでいた老人は「妻のことが心配だから」といって外へ出ていきます。

よくあるあれですよ。大切な人が崖から落ちそうになっている。それを助けようとすれば自分も落ちるのは確実だという場合、あなたならどうしますか? また、自分が落ちそうになっている立場だったらどうして欲しいですか?
posted by ぢょんた at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年11月07日

特攻野郎Aチーム THE MOVIE 映画

2010製作/アメリカ/★★★★★★6点
a-team.jpg

1983年のアメリカTVドラマの映画化です。特殊任務専門の部隊「Aチーム」の4人が活躍するアクション映画。主演はリーアム・ニーソン。ハチャメチャでクレイジーな作戦が見所です。「戦車が飛んでいます!」には笑いました。
posted by ぢょんた at 05:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年11月04日

ハート・ロッカー 映画

2010公開/アメリカ/★★★★★★6点
heart.jpg

2004年、イラク・バグダッドで爆発物処理に携わる兵士たちの物語。息をもつけないリアリティあふれる緊迫感には圧倒されました。まともな世界では生きることができなくなってしまった兵士。心を閉ざして今日も死ととなり合わせの任務を遂行します。劇中、我が子をあやすビックリ箱がすべてを象徴していたように思いました。

今年のアカデミー賞で、元亭主のジェームズ・キャメロン「アバター」とオスカーを奪い合い、元嫁のキャスリン・ビグロー(本作)に作品賞、監督賞ともに軍配があがった作品。女性の監督賞は初なのだそうですが、女性がこういった作品を撮ること自体が驚きです。「ヘタに動くと吹っ飛ぶよ」(注:こんなセリフはありません)
posted by ぢょんた at 04:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年11月01日

シックス・センス 映画

1999制作/アメリカ/★★★★★★★7点
ss.jpg

この映画を観ていない人は少ないでしょう(ワシはちゃんと観たのはこれで2回目)。だからストーリー解説は省きます。しかし人間の頭はいい加減なもので(ワシか)、かなりのシーンを忘れていました。さらに、しっかり観ているつもりでも記憶に残ってない箇所もあり、新鮮な感じで楽しむことができました。

物語後半、車の中での母と子の会話のシーンが一番キちゃいましたね。亡くなったおばあちゃんへの「わたしのこと愛してくれていた?」という問いかけにたいして、少年はいいます。「エブリデイ」。字幕は「もちろんよ」となっていたけど、訳さずにそのままエブリデイでよかったんじゃないかと思います(あるいは「ずっとね」)。

この映画はいまだに謎が多く「どうして? あのシーンは?」などとささやかれています。それが制作者側の釣りだとも知らないで。とはいえDVDには「もう一つのエンディング」が入っているそうで、なんとかしてそれが観たいワシも結局釣られているわけです。
posted by ぢょんた at 06:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年10月27日

カサンドラ・クロス 映画

1976公開/イタリア・イギリス・西ドイツ/★★★★★★6点
chcassndra.jpg

国際保健機構(架空)に忍び込んだ男が誤って病原菌に感染してしまい、逃げたひとりがストックホルム行きの大陸横断鉄道へ乗り込んだ。やがて列車内では感染が広がり、軍は事件をやみに葬ろうとする。止まることのない列車は1000人の乗客を乗せたまま、朽ち果てたポーランドのカサンドラ・クロス橋梁へひた走る。

ワシが洋画を観はじめたころの作品です。いま観るとなんともノスタルジックな感じがして大変懐かしく感じました。脚本も「この人はここで死んでー」的な、ブロックを並べただけのような素朴な作りがわかりやすいです。当時話題になった衝撃のシーンも、すぐ模型とわかるほど作り込んでありました。出演は、ソフィア・ローレン、リチャード・ハリス、マーティン・シーン、バート・ランカスターほか。

ソフィア・ローレン嫌いじゃないけど、やっぱ顔コワイ(ベラみたい)。そういえばつい先日、来日してましたね。「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞されたようです。76歳ですがいまだにお元気そうでなによりです。

「列車が谷底でカサンドラ」...すみません(;^_^A
posted by ぢょんた at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年10月25日

プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂 映画

2010公開/アメリカ/★★★★★★6点
princeofpersia.jpg

2004年発売の同名ゲームの実写映画作品。製作はパイレーツ・オブ・カリビアンのジェリー・ブラッカイマー。幼い頃、ペルシャ国王に拾われ王子として育てられたプリンスが、王座を狙う悪者と「時の砂」をめぐり活躍するファンタジーストーリー。

まあまあです。それなりに楽しめます。特撮もアクションも凄まじく、お金と手間ひまがかかっています。でもそれだけでは物語の中に入り込めないのです。「作られた舞台の上で役者が演じている」というふうに見えてしまうのです。

どうしても昔の作品のほうが心に残っています。作り手の情熱が伝わってきたのです。自分がそこにいて、その物語の目撃者になれたのです。歳とったせいかもしれません。

下はレンタルしていた本作品と、間違えて借りそうになった別作品。
IMG_0109.jpg IMG_0110.jpg

これもヒドい。だいたい最近シールでタイトルが読めないものが多い。パッケージも重要な選択要素なのに、レンタル業者の無神経さに腹が立つ。ので、ワシは読めないときシールをめくってしまう。ビニールもめくっちゃうのだ。
IMG_0012.jpg IMG_0013.jpg
posted by ぢょんた at 05:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年10月22日

ダブルミッション 映画

2010公開/アメリカ/★★★★★★6点
jc.jpg

さえないセールスマンのボブは、実は凄腕のCIAエージェント。3人の子持ち未亡人と恋が芽生え、そろそろ引退を決意していた。しかし子供たちはなかなかボブになついてくれない。ある日、ボブの部屋で子供の一人がテロリスト集団の極秘データをダウンロードしてしまい、組織から命を狙われる羽目になってしまう・・・。

ジャッキー・チェンのハリウッド進出30周年記念作だそうで、なかなか楽しめる内容になっています。全体的にはコミカルですが相変わらずのアクションでも健在ぶりをみせてくれています。ジャッキー・チェンは現在56歳。半世紀ものあいだ映画に関わり人気も保ちつつ、なおかつ慈善事業にも積極的なジャッキー。凄い人です。
posted by ぢょんた at 05:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年10月08日

転校生 映画

『転校生』1982公開/日本/★★★★★★6点
tenkosei1.jpg

広島の尾道が舞台。幼なじみの一夫と一美は、下校途中ふとした弾みで一緒に神社の石段を転げ落ちてしまう。気が付くと、なんとふたりの心は入れ替わってしまっていた。山中恒の児童文学『おれがあいつであいつがおれで』の映画化作品。当時、新進気鋭だった大林宣彦監督のハートフルコメディ。同じく当時無名だった尾美としのりと小林聡美が屈託のない少年少女を生き生きと演じています。

転校生 −さよなら あなた− 2007公開/日本/★★★★★5点
tenkosei2.jpg

上記「転校生」を大林宣彦監督が25年の時を経てセルフリメイクした作品。今回は舞台を長野に変更して、より詩的に描こうとしたようです。がしかし、自分の感性に酔ってしまったのか、やりたいことが多すぎたのか、焦点がハッキリせずやっちゃった感が否めません。だいたい全編通して「カメラ斜めすぎ」です。前半は、比較的原作に沿っていますが、後半「え?そういう話だったの?」と内容が急展開します(ジャンル変えちゃったらいかんでしょう)。主演の蓮佛美沙子さんは可愛いですが、やっぱり男子にはなりきれていません。また一夫役の森田直幸くんもいまどきの男の子なので女の子の演技をしても違和感がないのです。

多くのリメイクものがそうであるように、これもまた前作に軍配があがりました。ワシが歳食っただけかもしれませんが、どうも最近の作品(特に若者を扱った)は薄っぺらく感じてしまうのです。あ、そうだ!これハリウッドで白人さん使ってリメイクしてくんないかなぁ。ちょっぴりHでせつなくて甘酸っぱい青春コメディでよろしく。
posted by ぢょんた at 06:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年10月06日

南極料理人 映画

2009公開/日本/★★★★★★★7点
nankyoku-ryori.jpg

1997年といいますからちょっと前のお話です。海上保安庁から料理担当として南極の「ドームふじ基地」に派遣された主人公(堺雅人)と、ほか7人の観測隊員たちの非日常的な日常をユーモラスに描いたヒューマンドラマ。

ドームふじ基地は、沿岸付近にある昭和基地よりさらに1000km内陸部に入った(極点までの中間くらい)場所にあり、平均気温マイナス54度でペンギンやアザラシはおろかウイルスすら存在しない。場所が場所だけに仕事以外の時間、暇を持て余した隊員たちは思い思いのことをして過ごします。遠くはなれた家族のことを思い逃げ出したい衝動にもかられます。そしてなにより一番の楽しみは三度の食事なわけです。

金属のメガネをして屋外に出るなど、環境的な科学考証に疑問な点がいくつかありましたが、主題がそこにあるわけではないのでよしとしましょう。映画でいっていたわけではないですが、現在南極には極点も含めて、30ヶ国60近くの基地があり、夏には4000人、冬でも1000人の調査員が日々研究をしているのだそうです。温暖化で氷が溶けているというのはちょっと違って、沿岸では氷が少なくなり地面が露出して来ていて、それにもまして中心部は氷が分厚く成長しているのだといいます。ちなみに南極ではあまりの寒さから「オシッコをすると地面に到達する前に凍ってしまって、氷の柱ができる」と聞いたことがありますがそんなことはないそうです。
posted by ぢょんた at 07:15| 音楽・映画(視聴覚室)

2010年10月04日

南極物語 映画

1983公開/日本/★★★★★☆6点
nankyoku.jpg

詳しいあらすじは不要でしょう。ご存知タロとジロの物語です。1956年(昭和31年)南極の昭和基地に置き去りにされた15頭の樺太犬の運命と、置き去りにせざるを得なかった隊員の苦悩を描いた物語です。実話を元にしてあるのは有名ですが、置き去りにされてからは誰もいないわけで、事実以外の内容ほとんどが創作といっていいでしょう。

故意にでしょうが、作られたドキュメンタリーという印象を受けました。また、無意味に長いシーンが多かったです。劇中、潮田隊員(高倉健)が、最後のヘリで基地に行き、残された犬たちを毒殺してくることを上官に要望しますが、実際は、自分を連れて行ってそこで犬と一緒に自分も置き去りにしてくれと要望したのだそうです。事実のほうがよっぽどドラマチックだと思うのですが、そういう時代だったのかもしれません。

撮影当時すでに樺太犬は希少だったらしく、出演している犬たちはすべてエスキモー犬なのだそうです。タロとジロは発見時、意外に肥えていたそうで、ペンギンとかアザラシとか食べていたわけですが、鎖に繋がれてさえいなければもっとたくさんの犬が生き残ったのかもしれません。まあとにかく犬たちが可愛かったので+1点。
posted by ぢょんた at 07:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年10月02日

小さな命が叫ぶとき 映画

2010公開/アメリカ/★★★★★★★7点
51cBkRDSnYL.jpg

4万人に1人といわれる難病を患った我が子を救うため父親は、ポンペ病研究の第一人者の教授に会いに行く。残された時間は長くて1年。頑張るパパは短期間に製薬会社まで作ってしまう。はたして薬は間に合うのか! 奮闘する父親をブレンダン・フレイザー、型破りな教授をハリソン・フォードが演じ、実話をもとに作られた奇跡の感動ストーリー。

えてしてしみったれた演出になりがちなこの手の話を、むしろ前向きにとらえた「元気が出る」演出が素晴らしかったです。屈託のない少女役の演技も見事でした。どこの国でも同じでしょうが、患者の少ない病気にはお金が出ず、なかなか研究が進まないのが実情のようです。ポンペ病というのは先天性の代謝異常で、本来エネルギーとして分解されるべきグリコーゲンが筋肉内に蓄積してしまい全身の筋肉が動かなくなってしまう、平均寿命9年という怖い病気だそうです。
posted by ぢょんた at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年09月21日

デイブレイカーズ 映画

2009制作/オーストラリア/★★★★★★★7点
Daybreakers_00.jpg

2019年、人類のほとんどはすでにヴァンパイアと化していた。人々は秩序を保ったまま人間だったころと何ら変わらない生活をしていた。しかしそこはやはりヴァンパイア、人間の血を飲まないとまずいことになってくる。

恐ろしいことに、巨大な施設で捕獲した人間の血を採取していたがそれも底をつき、やがて血液不足が深刻な問題になってくる。主人公(イーサン・ホーク)は代用血液の開発を試みる研究員だが、自分がヴァンパイアであることに憤りを感じていた。

いままでにない設定のヴァンパイアものです。人間はすでにほとんど狩られてしまい、登場人物の多くがヴァンパイアなのですが、彼らも超人というわけではなく、不老不死だが太陽の光に弱いということ以外は人間と何ら変わりません。で、彼らが血を飲まないでいると遂には理性のない究極の化け物と化してしまうのです。

ヴァンパイアになりたくない人間。人間に戻りたいヴァンパイア。ヴァンパイアのままでいたいヴァンパイア。偶然人間に戻ってしまったヴァンパイア。それぞれの事情が交錯して三つ巴、四つ巴の、文字通り血みどろの死闘が繰り広げられます。

複雑なようでご都合主義の設定。CGを駆使したスプラッターな映像。どことなくB級くささがたまらない逸品でした。
posted by ぢょんた at 06:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年09月14日

パーフェクト・ゲッタウェイ 映画

2009制作/アメリカ/★★★★★5点
perfect.jpg banana.jpg

ハワイを舞台にアベックたちが殺人事件に巻き込まれていくアクションサスペンス。主演はミラ・ジョヴォヴィッチ。

ドキドキハラハラしました。えー?、あー?、あー。もうこれ以上書けません。とにかくハワイの大自然が大変美しいです。バナナ号が出てきたので(新型だけど)+1点。
posted by ぢょんた at 06:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年09月12日

歩いても歩いても 映画

2007制作/日本/★★★★★★★7点
aruitemo.jpg

15年前に死んだ長男の命日、実家に集まった家族。それぞれの想いを何気ない会話の中に見事に表現したヒューマンドラマ。

出演は阿部寛をはじめ、夏川結衣、YOU、原田芳雄、樹木希林ほかで、なんでもない会話や行動をごく自然に、絶妙な間合いで演じています。少年は聞きます「人は死んだらどこへいくの?」。どこへいくんでしょう。
posted by ぢょんた at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年09月09日

音響逆効果

catactions.jpg

以前から思っていたことだが、TV番組を観ていてCMに変わると急に音がデカくならないか? あれは局側がスポンサーにおべっか使って、そういう設定になっているとしか思えない。他にも気になるのは映画とかの音のバランス。セリフが小さすぎて聞こえやしない。聞こえるようにボリュームを上げて観ていると、突然バカでかい効果音やBGMが鳴り響くのでビックリしてしまう。

作者が意図しているのかもしれないが、でっかい音に頼らなければ演出が出来ないのか。お化け屋敷じゃないんだからもう少しバランスよくいれてほしい。あるいはセリフとBGMのボリュームを別々に調節できるようするとか、さもなくばワシは小さめの音で観るから、すべての邦画に日本語字幕を入れてください。
posted by ぢょんた at 06:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年09月05日

水のないプール 映画

1982制作/日本/★★★★★★6点
mizuno.jpg

仕事は地下鉄の改札の切符切り、うちへ帰れば口うるさい女房。特に楽しみもなく男(内田裕也)は無気力になっていた。やがて男はクロロホルムを部屋に撒き、女性を眠らせて襲うという方法を思い立ち実行に移していく。実際に起きた性犯罪を元に制作されたエロティックドラマ。ショッキングでもあり滑稽でもあり、また30年近く前の映画なので、どこかノスタルジックな感じもする不思議な作品です。

主人公の男だけでなく、犯されていく女性たちもどことなくけだるい感じがします。男は行為のあとなぜかすぐに立ち去らず、洗濯をしたり朝食を作ったり、いろいろなことをしてゆきます。どことなく憎めない男と襲われてもやむを得ないような無防備な女性たち。みんな心がカラカラに乾いちゃっています。まるで「水のないプール」のように。そしてもちろん注文するドリンクは「ジンジャーエール」。

ちなみに、映画やドラマでよくあるシーン「クロロホルムを染み込ませたハンカチを後ろから口にあてて・・・」。実際にはクロロホルムを多少吸い込んでも気を失うことはまずなく、せいぜい咳や吐き気、あるいは頭痛に襲われる程度なのだそうだ。クロロホルムは150年ぐらいまえに麻酔剤として使われはじめたが、毒性もあることから20世紀初頭にはすでに麻酔剤としては使われなくなっていったとのこと。
posted by ぢょんた at 05:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年09月01日

BALLAD 名もなき恋のうた 映画

2009公開/日本/★★★★★5点
ballad.jpg

クレヨンしんちゃんのアニメ映画を原作とした戦国タイムスリップもの。戦国時代の武将「井尻又兵衛」を草g剛、春日の国のお姫様「廉姫」を新垣結衣が熱演しています。監督は『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴。

タイムスリップものの面白みである「カルチャーギャップ」をコミカルに描きたい。そして迫力のあるシリアスな戦国時代も描きたい。というところでどっち付かずのバランスの悪さを感じました。

子供にも観てもらいたいということで出血シーンは避けたそうですが、それだったら合戦シーンも少し抑えたものにしたほうがいいでしょうし、ラストも少し考えたほうがいいのではと思いました。命の重さや戦国時代の厳しさを表現したいのであれば、当然何人も人が死んでゆくでしょうし、主人公も危険な目に遭うのが自然な展開です。

原作はアニメだからウケたのであって、そのまま実写にしてもいまいちストーリーに入ることができませんでした。脚本の時点で「何に主題をおくか」テーマをしっかり決めておくべきだったのではないでしょうか。

決戦に出撃する際、又兵衛は少年真一から、廉姫を撮影した画像付きの携帯電話をもらいます。いわば現代風お守りというところでしょうか。「あー!iPod!(ゴールデンスランバー参照)」と思いきや、んなことはなくワシの思い過ごしでした。残念。

そういえばクレヨンしんちゃんの作者、臼井儀人さんって亡くなったんでした。(-人-)
posted by ぢょんた at 06:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年08月29日

ゴールデンスランバー 映画

2009制作/日本/★★★★★★★★8点
golden.jpg

伊坂幸太郎原作の小説の映画化。首相暗殺の濡れ衣を着せられた男の逃亡劇を描いたアクションサスペンス。監督は『ジェネラル・ルージュの凱旋』の中村義洋で、主演もその『ジェネラル〜』で共演している堺雅人と竹内結子。ほか吉岡秀隆、劇団ひとりをはじめ実力派俳優が数多く出演しています。

映画の題名でもあるビートルズの楽曲「ゴールデン・スランバー」が効果的に使われていて哀愁をそそります。かなりショッキングなシーンから始まり、思わず冒頭から食い入るように観てしまいました。ところどころに懐かしさや笑いを織り交ぜながらも本編はかなりシリアスな内容になっています。

警察が犯人と断定した主人公は逃亡中さまざまな人と出会います。身内だったり友人だったり、あるいは初対面だったりするわけですが、その誰もがなぜか彼を疑わず力になってくれます。「俺にとって残された武器は人を信頼することだけだ」という主人公の言葉が印象的でした。「信じるからこそ信じてもらえる」これがこの作品のテーマだと感じました。

igun.jpg

一番笑ったセリフはイカレたおねえちゃんの「総理大臣が爆発したんだって」というところです。絶妙でした。また後半、彼の命を救った「弾丸が突き刺さったiPod」は、先に死んだ親友が助けてくれたということを示唆していてカッコよかったです。

ラストにもう少し黒幕の説明が欲しかったのと、他にもうちょっと違う終わりかたができたのでは、と思うとやや残念です。(マイナスにはしませんが)
posted by ぢょんた at 04:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年08月27日

20世紀少年(3部作) 映画

2008制作/日本/★★★★★★★7点
20-1.jpg 20-2.jpg 20-3.jpg

1970年〜2000年、2015年、そして「ともだち暦3年」の2017年。「よげんの書」の予言どおり、多くの犠牲をはらってここまでたどり着いた物語の決着がついに完結! はたして「ともだち」は誰なのか?!

ひと言でいうと、「ノスタルジックでコミカルで、それでいてシュールでアツイ」。全然ひと言になっていませんが、そんな内容のいままでにない映画です。撮影規模や役者の数もハンパないです。70年代を知っている人にはぜひ観てほしい作品だと思います。

内容はかなり違っているようですが、漫画のほうの単行本は24巻もありますから、映画も3作品とかなり長いものになっています。もう一度観てもいいと思うし、原作も読んでみたいと思いました。が、個人的にはいっそのこと漫画くささを取り払ってもっとドラマティックな演出にしてほしかったです。

正直、客観的にしか観ることができず、なんかこう観る人を呑み込むような心理的な迫力が感じられませんでした。長い特撮ヒーローものを観ているような錯覚におちいるほど真面目に観れないところが「20世紀少年」なのかもしれませんが。。。
posted by ぢょんた at 06:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)

2010年08月22日

HACHI 約束の犬 映画

2009公開/アメリカ/★★★★★★6点
hachi.jpg

渋谷の駅前で帰らぬ主人をひたすら待ち続けた忠犬ハチ。あの「ハチ公物語」がハリウッドでリメイクされたヒューマンドラマ。主演はリチャード・ギア。アメリカ東海岸の郊外の町ベッドリッジ駅で、寒い冬の夜、大学教授のパーカーは秋田犬の子犬を拾ってしまうが・・・

リメイクとはいえ、大筋を極端に変えずに家族愛を絡ませながら上手にアレンジしてありました。現在では犬を放し飼いにすること自体、飼い主のモラルを問われますが、ペットと人々との関係が自然に描かれていて、とても優しい気持ちになれるストーリーだと思います。

ちなみに、実際のハチは大正12年生まれで13年から東京帝国大学農学部の教授、上野英三郎氏に飼われた。14年に上野氏が急逝した後も、昭和10年にハチが死ぬまでの約9年間、渋谷駅で飼い主を待ち続けたそうだ(もちろんずっと駅にいたわけではない)。渋谷駅前にある「ハチ公像」の除幕式(昭和9年)にはハチ自身も出席している。
posted by ぢょんた at 04:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・映画(視聴覚室)